
塩の家→傾いた家
さすが「セカンドハウス界の佐藤浩市」。(ダンナが勝手に言っているだけです。)
当然ライバルもいるというものです。
もう、見る意味もないのか?ともやもやした気持ちを引きずりながら家の中へ。
リビングに入るとBさんが、「昨日、気になっていたんだけど、この家、傾いてますよね。」と。
なんですと?
Bさんが洗面所の引き戸を閉めながら「ほら、上に隙間できるでしょ。」と、下はぴっちり閉まっているのに上が1cm弱開いている様子を見せてきました。
・・・確かに。
そして、そう言われてみると、リビングの床。
なんだかゆがんでいます。
そこに立っていると平衡感覚を失ったような、船酔いしたような気分になるのです。
「家を作る前に盛り土して、完全に固まる前に建てちゃったんだろうねえ。」とBさん。
「じゃあ、この家はこのままどんどん斜めになっていくんですか?」と聞くと「いや、もう止まっていると思うよ。」と。(ちなみに築20年強。)
どうやらこれが「安さの秘密」だったようで。
どうりで「佐藤浩市」のわりに安い訳です。
結局、決断するために見に来たのに難点を告げられて気持ちが萎えました。
さっきのおじさんの言葉もその萎えに加速をつけます。
もう、シオシオです。
空しい気持ちで外に出る我が家。
ここで、Bさんが「これからもう1件見てみませんか?館山の南に出るんですけれど、そっちは平砂浦といってとても夕日のきれいな海ですよ。ここからだとちょっと遠いけど、市街からは北条バイパス使えば南側も意外と近いんですよ」と。
まあ、せっかくだから見せてもらいましょう。
隙間の開いた引き戸。
上から下まで全部撮影しないと意味無いのに部分撮り。
いろいろショックで・・・
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